リアル「エスター」事件発生!?いま話題の事件が怖すぎる
皆さんは、ホラー映画「エスター」をご存じですか?
養子として9歳の少女をひきとったら、なんと本当は大人で恐ろしい本性を隠し持つサイコパスだった。-
という内容の映画なのですが、今回リアルエスター事件と呼ばれる事件が発生し、注目を集めています。
米ホラー映画「エスター」のネタバレあらすじ
まずはここから!映画「エスター」あらすじ
【STORY】
かつて3人目の子供を流産したケイトとその夫のジョンの夫婦。
彼らはその苦しみを癒すため、エスターという9歳の少女を養子に迎える。
年齢の割にしっかりしていて、賢いエスター。
難聴を患う義妹のマックスとも仲良くなり、家族に順応していっているように見えた。
しかし、入浴の際は必ずカギを締めて入るなど、謎のこだわりや行動から、ケイトは奇妙な違和感を感じ始める。
そして、エスターは徐々に恐ろしい本性を見せ始める…。
というストーリー!
エスターは養子になってから9歳とは思えない行動をとり始めます。
エスターの異常行動まとめてみた
・ 前の里親が放火による謎の死を遂げている
・ からかってきた同級生の女の子を滑り台から突き落とす
・ 弱った鳩を躊躇なく殺す
・ 孤児院のシスターをハンマーで撲殺
・ 人がいると知りながら、小屋を燃やして殺そうとする
・ 病院に運ばれた義兄ダニエルの人工呼吸器を外す
・ 自分を傷つけてケイトに虐待を受けていると主張する
・ 義妹マックスを殺そうとする
・ マックスの事故をケイトのせいにする
・ 父親ジョンを誘惑
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映画「エスター」そっくりの事件が実際に起きた!?
リアル「エスター」事件?気になる事件内容あらまし
報道によると、映画「エスター」そっくりの事件がアメリカで発生しました。
養女を育児放棄した罪に問われているクリスティン・バーネットさんが、養女は子どもではなく実際には22歳の成人女性だと主張しているというのです!
2010年 クリスティン・バーネットさんは、ウクライナ生まれの少女ナタリア・グレースちゃん(当時6歳?)を養子として引き取った。
2013年 里親となったクリスティン・バーネットさんは、ナタリアちゃんを米・インディアナ州のアパートに置き去りにし、カナダへ移住する。
育児放棄をした罪に問われるわけだが、その理由としてバーネットさんは「ナタリアは9歳ではなく、22歳であり、身の危険を感じた」という主張をしたのです!
2010年の骨密度検査では、ナタリアちゃんは実年齢8歳という結果がでています。
しかし、2012年に裁判所では実年齢22歳と認定。
いったいどういうことなのでしょう…。もう少し詳しく調べてみました。
詳しい事件内容!調べれば調べるほどリアル「エスター」
2010年、バーネットさんはウクライナ出身のナタリアちゃんを養子として迎えます。
この時、ナタリアちゃんの年齢は6歳とされていました。
さらに、極端に背の低くなる小人症で身長90cmほどしかなく、歩くのに障害があったそうです。
英国新聞 Daily mailなどによれば、ともに生活し始めると、バーネットさんは、ナタリアちゃんが見せる年齢にマッチしない行動や体の特徴に驚かされたそうです。
メンタルヘルスの専門家に診てもらったところ、主に大人が発症する精神障害がみられたことなどにより、娘は成人女性であると告げられます。
2010年の骨密度検査では、ナタリアちゃんは実年齢8歳という結果がでていましたが、2012年に裁判所で1989年生まれに誕生日を訂正する判決がでています。
骨密度検査は、成長障害による影響が疑われたようで、陰毛の発達や生理の状況などから母親のかかりつけ医師も「明らかに不正確な誕生日。少女のふりをしている。」と手紙を書いています。
バーネットさんは、ナタリアちゃんは殺意むき出しだったと話しています!こわい!!
「電気柵に押し付けられそうになったり、コーヒーに漂白剤を注がれたり、寝ているところを刺すと脅された」
身の危険を感じたバーネットさんは、ナタリアちゃんを置き去りにして、隣国カナダへ逃亡します。
2014年にナタリアちゃんは警察に「置き去りにされた」と通報し、バーネットさんは育児放棄の疑いで逮捕された。
そして、2019年9月27日にバーネットさんは出廷し、最大で5年半の懲役に問われています。
リアルエスター事件、時系列でまとめてみた。
2010年:ナタリアちゃんが養子で引き取られる(6歳・小人症で身長90㎝・歩行困難)
2010年:骨密度検査でナタリアちゃん実年齢8歳と判定
・ナタリアちゃんの大人びた行動・驚きの身体的特徴に疑惑を持つ
・メンタルヘルスの専門家を受診 精神障害発覚
大人にみられる精神障害診断などにより疑惑は加速
・バーネットさんかかりつけの医師から「誕生日は明らかに不正確。少女のふりをしている。」という手紙を受ける
・ナタリアちゃんからの殺意を感じる
-電気柵におしつけられる
-飲み物に漂白剤をいれられる(みつけて回避)
-「寝ているとことを刺す」と脅される → 刃物全部かくす
(刃物を持って立ってたこともあるという報道も)
2012年:裁判所でナタリア実年齢22歳に認定
・ナタリアちゃんに「幼く見えるが大人であると伝えなさい」と言う
2013年:保護者がカナダに移住
2014年:ナタリアが警察に通報し保護者逮捕
2019年:裁判でバーネットさんが5年半の懲役に問われる
ナタリアちゃんは現在別の養子の下で、子どもとして生活
事件の真相はいかに!?ナタリアちゃんはいま…。
時系列まとめにも書きましたが、ナタリアちゃんは現在別の家族の下で子どもとして生活しています。
今回の里親家族は、裁判所が下したナタリアちゃんは22歳だという判決にも「ありえない話だ」と異議を唱え、裁判を起こすも、棄却されているそうです。
現在は、新しい里親家庭で「なんの問題もなく」幸せに暮らしているそうです。
「エスター大勝利」というコメントをいっぱい見ましたが、怖いですよね。
これがすべて事実であれば、小人症で子どもに見えるサイコパスの女が養子になっているという状況も怖いですし、さらに脅迫によって命の危険を感じる日々。
そりゃ、全力で逃げますよねと思います。
さらに、新しい家では本当に問題なくやってるの?
問題なく生活できるその家族は何者? 強すぎない? など好奇心はつきません。
バーネットさんが嘘をついているとしたら…ということも考えたのですが、
①「迎え入れた養子が邪魔になって逃げ、あげくその理由を子どもが大人だからという理由にして、子どもを疑惑の目にさらす親」もしくは②「妄想癖のサイコ里親」の2択ですので、この話どちらにしても救いがありません。
「事実は小説よりも奇なり」とはいいますが、なかなかの怪事件でした。
引き続き、続報に期待したいと思います。
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